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2010/05/27(Thu) 15:36  
01 空のお散歩 - ソフィーのために - xxx

プロローグ

先生が私のためにジブリ作品、ハウルの動く城の解説書を作って下さいました。
ずいぶん昔、私が中学生だったときに ハウルの動く城を劇場で見たのですが
楽しかったけれど、理解できなかった部分が多かったので先生にそれを伝えると
次の週、この解説書を下さいました。

とても分かりやすく、読んでいて楽しいもので
このブログの読者さんにもぜひ読んで欲しいと思うので
ブログにその内容を 小分けにしながらお届けしようという企画です。

この解説書のおかげでハウルの動く城という作品が大好きになりました。
素敵な映画なんだな と気づかせてくれた先生に感謝です。


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空のお散歩 - ソフィーのために -

夢を見たんだ。
女の人が出てきてね、でもそれが誰だか分からないんだ。
あれは誰だったんだろう。
きっと大事な人のはずなのにね。
だって、夢って僕らのわすれものをとっておいてくれる場所のはずでしょ。



ソフィーは「荒れ地の魔女」によって《おばあさん》にされたのではありません。
ソフィはハウルに会ったあと、自分で《おばあさん》になったのです。
もしもそれが《魔法》なら彼女に《魔法》をかけたのはハウルという名前の青年です。
そしてその《魔法》の名前は《恋》という名前でした。



ソフィは町の帽子屋さんです。
亡くなったお父さんから引き継いだお店を切り盛りしているのですが
自分のお店なのに どうやら彼女は売り場に立ってお客の相手をするよりも
むしろ、1人店の奥で帽子を作る方が自分には合っているように思っているようです。

人を美しく飾る帽子を作りながら、彼女自身はいつも地味な服装をしています。
彼女には妹がいて、町のカフェのウェイトレスをしています。
妹は明るく誰からも好かれる人気者なのに対し、ソフィは少し引っ込み思案。
...映画はまずそのはじめに ヒロインのそんな控えめな性格をそっと僕たちに示してくれます。

さて、そんな彼女はある日 町で素敵な青年に出会います。
彼女が兵隊たちにからかわれて困っているところを助けたその青年は、自分を追っている者たちをまくためだから
といって彼女の手をとり、彼女を《空の散歩》に誘います。

ハウルという青年が《魔法使い》だということを忘れてしまえば...
たぶん、そうすることがこの映画全体を非常に分かりやすいものに変えてくれるはずです!
そこに示された映像はきわめて単純なことを示唆しているように思えます。

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ふわふわと空を歩く お空の散歩!

これが何の比喩なのか、恋をしたことがある人なら、あるいは初恋のこと
あるいは初めてのデートの日、二人で歩いた感覚を覚えている人なら 誰だって分かります!

そう、それは言うまでもなく《恋》と呼ばれるもの。
だって見てごらんなさい。
この《お散歩》のあと彼女はバルコニーの手すりに放心状態で寄りかかっているでしょ。
これはジュリエット以来の古典的ポーズではありませんか!

そして、これは多分彼女のはじめての恋なのです。
もちろん、彼女だってそれまでに異性のだれかに魅かれることはあったかもしれません。
けれど、控えめなこの娘は、それまで誰かと《空》を歩いたことなんて
きっとなかったはずですから。

「その人、ハウルかもしれないよ」
姉に向かって妹が言います。

もし、その青年がハウルなら
それは「きれいな娘の心臓を取る」と噂されている魔法使いの青年です。

「でもあの人、やさしい、良い人だったよ」ソフィが言います。
(惚れてしまった娘は相手の男のことをたいていこう言うものです!)

そう、ソフィにとってあの青年は優しい良い人だった。
そのうえかっこ良く、颯爽としていて、声だってキムタクみたいに魅力的だった!

けれど、本当に彼がハウルだったなら... 。

ソフィは妹に向かってこういいます。
「もしあの人がハウルでも、私はあの人に心臓を取られるはずないわ」

彼女がこういうのは、自分のことを「きれいではない」と思っているからです。

きれいではない娘の心臓をハウルは狙うはずもないからです。
ですからこの言葉は「自分がハウルにとって何の価値もない者だ」というソフィの自己認識の表明です。

では、これは彼女の安心を確認する言葉だったのでしょうか?
いいえ、ちがうはずです。

なぜって、このときソフィは自分を空の散歩に誘った若者が魔法使いのハウルであることをちゃんとわかっていたにちがいないからです。

だって魔法を使うもの以外、いったい誰が彼女を連れて《空》なんて歩いたり出来るでしょう!
地味で控えめな彼女を連れて《空》を歩くような経験をさせてくれたあの若者こそ
ソフィにとってはまさに《魔法使い》だったはずです。

けれどその若者にとって本当は自分が何の評価もされ得ない娘だとしたら...

たぶん彼女はこの言葉を少し悲しい心でつぶやいたはずです。


続く。
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